このページでは、カンボジア王国の政府機関についての解説をまとめています。
国王:カンボジアの元首たる君主。統治は行わず、条文改正をする事も出来ない。アンドゥオン家・ノロドム家・シソワット家の血統を有する30歳以上の王族から国王を選出。
上院:元老院。任期6年・定数62。選挙制度で選出。国民議会が可決した法律案の成立の可否を決める。
下院(国民議会):任期5年・定数125。選挙で選出。法案提出権・再議決権・内閣不信任決議の権限を持つ。
政府:国王を元首とする立憲君主制。
閣僚評議会担当(内閣官房長官):行政権を担当する合議制の機関。条約の締結や外交関係の処理も担当。
内務省:国家防衛・政策の提示と実行。各国の軍部との連携や国際協力を担当。
国防省:国家安全とカンボジアの軍に関係する機関や機能を監督する。軍事最高司令部・陸海空軍及び軍警察が所属する。
外務国際協力省:カンボジア王国の代表として、他国との外交を担当。
経済財政省:財政の監視。経済的・財政的な団体の構造改革や調整、一般経済と国家財政の管理。
商業省:企業開発や民間開発のサポート。国内外の貿易の規制。
司法省(法務省):カンボジアの中央省庁。裁判所の管理過程の組織化と監視。法整備を担当。
国土整備・都市化・建設省:カンボジアの中央省庁。都市開発のガイドラインの作成と監視。土地開発の設計やビジネスの許可証や建造許可証の発行を担当。
環境省:カンボジアの中央省庁。天然資源の保護・開発・管理・利用を担当し、環境汚染問題等にも対応。
農林水産省:農地改革や利用政策に関係し、農業部門開発計画の指示等を担当。
農村開発省:カンボジアの中央省庁。農村部や山村部の振興事業開発・促進、貧困に悩む農村の救済や補助を担当。
公共事業・運輸省:カンボジアの中央省庁。インフラの構築や運送の管理。公共事業・工事を担当。
鉱工・エネルギー省:カンボジアの中央省庁。電力供給の制御・管理。エネルギー政策や電力開発を担当。
郵便電気通信省:カンボジアの中央省庁。郵便制度の普及・情報通信システムの構築と管理を担当。
計画省:社会経済的な開発計画・政府の統計関数管理。国家発展に関係のある業務を担当。
保健省:カンボジアの中央省庁。国民全員が公正に安全で健康な生活が送れる環境作りを担当。公共医療の提供や健康な生活の啓蒙・促進活動も行う。
観光省:カンボジアの中央省庁。観光産業の促進や管理が主な業務。観光資源の紹介や観光客の誘致、旅行に関係するビジネスライセンスの支給も担当。
情報省:カンボジアの中央省庁。メディアと刊行物の規定作成と開発。メディアの検閲と情報共有の管理を行う。
宗教省&文化芸術省:カンボジアの中央省庁。国内のすべての宗教を取りまとめ、アドバイスを行う。文化発展や各分野のスペシャリストの育成を担当。
教育・青少年・スポーツ:カンボジアの中央省庁。教育レベルの向上やスポーツを含む文化活動の啓蒙、スポーツイベントの開発を担当。
カンボジア開発評議会(CDC):カンボジア国内の復興・開発と投資活動の監督に関して責任を負う機関。
カンボジア投資委員会(CIB):民間投資を担当する投資委員会。